男 度胸船

前田卓司 男 度胸船歌詞
1.男 度胸舟

作詞:新條カオル
作曲:岡千秋

怒濤をかぶってヨー 度胸を磨く
口じゃ言えないヨ 漁師の奥義
おまえもいっぱし わかってきたと…
そんな言葉が 聞こえるような
おやじの おやじの髭面に
朝日が映えるぜ 千里の海だ

かもめ騒いでヨー 刺し網捲けば
銀の鱗がヨ 漁場の華だ
言葉も荒らぶる 戦場だけど…
網を起こして 飯食う時は
おやじの おやじの丸い背が
いとしくなるんだ 親子の海だ

沖の手柄のヨー 大漁旗を
待っているだろヨ おふくろさんも
凍る海でも 汗飛ぶような…
ぐいと夢捲く 稼業じゃないか
おやじと おやじとこの船を
守って行こうぜ 男の海だ


2.冬しぐれ

作詞:仲本憲笙
作曲:橋田充哲

誰を待つのか 赤提灯が
風に揺れてる 裏小路
遠い汽笛を 聞きながら
二人で良く来た 酒場の隅で
今はひとりの 今はひとりの 酒に酔う
胸に泌み込む 冬しぐれ

どんな苦労も 笑って見せて
俺を支えて くれた女
忘れかけてた 温もりが
今夜も心に 淋しく浮かぶ
愛を重ねた 愛を重ねた あの頃を
思い出させる 冬しぐれ

誰が唄うか 流行の歌が
路地の灯りに 流れてる
捨てたあの夢 拾っても
昔に戻れる わけでは無いが
酔えばお前が 酔えばお前が 逢いに来る
未練こぼれる 冬しぐれ